平成18年(2006年)

sawacelloの演奏会および練習日誌、
感想などをお知らせします。

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平成22年(2010年)から練習日誌はブログに移りました

星出豊先生と三重フィルとの第九演奏会

12月24日(日)は第23回三重音楽祭が三重県文化会館大ホールで開催され、賛助出演してきました。指揮は星出豊先生、独唱はソプラノ:小林史子さん、アルト:片桐仁美さん、テノール:竹田昌弘さん、バリトン:谷友博さん、曲目は、ワーグナーの歌劇『ニュルンベルグのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125「合唱つき」、オケは三重フィルハーモニー交響楽団、合唱は三重県合唱連盟でした。
 星出豊先生とは、土日のゲネ、本番の2日間だけの短い間でしたが、指揮棒からは初めて経験する強烈なインパクトがあり特に3楽章ではあふれ出る「気」をすごく感じ、今まで経験したことのないベートーヴェンの天上の音楽を感じました。星出先生はゲネ、本番中も第九を指揮しながら、何度も涙を流され、本当に純粋にベートーヴェンとその音楽に真摯に取り組んでおられるのがひしひしと伝わってきました。三重フィルのメンバーは星出先生と何度もオペラで共演しておられて、信頼関係が深く、星出先生の厳しい指導・要求にも誠実に、例えば4楽章では歌詞の意味を調べて楽譜に書き込んだりして取り組んでおられたのが印象的でした。
 このような星出先生のインパクトの強い第九をひこねのオケと合唱団にも経験させてあげたいとすごく思いました。

      星出豊先生

2006年12月24日 23時58分00秒


第9回ひこね市民手作り第九演奏会

12月17日(日)は第9回ひこね市民手作り第九演奏会が、ひこね市文化プラザグランドホールで開催されました。指揮は藏野雅彦先生、独唱はソプラノ:尾崎比佐子さん、アルト:福原寿美枝さん、テノール:竹内公一さん、バス:萩原次己さんでした。曲目はリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」op.20、大木惇夫作詞・佐藤眞作曲の土の歌から「大地讃頌」、ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 「合唱」でした。
 藏野先生の熱心な指導の元、すごい集中力で特に第九はアマチュアらしいミスはほとんどなく、例年にない質の高い仕上がりになりました。ドンファンは難曲でしたが、リヒャルトの音楽のうねりがかなり出せたと思います。打ち上げの席で藏野先生が『こんな素晴らしい第九をいっしょに演奏することができて、これで死んで天国に行ってもベートーヴェンやフルトヴェングラー、カラヤン、バースタインらの巨匠たちから「藏野、おまえもなかなかやるじゃないか!」なんて言ってくれるような気がする』とおっしゃっていただいたのが印象的でした。

    

2006年12月18日 23時57分00秒


David Daniels / Orchestral Music Handbook

注文していたDavid Daniels / Orchestral Music Handbook 4th Editionが届きました。以前からこの本が東京のヤマハ銀座店にあることを知っていて目を付けていたのですが、値段がとても高い(最新版で13,650円)のでどうしてもよう買わずにいたのですが、先日の東京の出張の際には、よし!今度こそ買うぞ!と一大決心をして店に向かったところ、いつもおいてある本棚にこの本は無く、売り切れていました。ちょっとがっかり!でもあきらめきれず、その場で予約注文して待つこと1ヶ月、最新版を先日ようやく手に入れることができました。この本にはあらゆるジャンルのクラッシク曲の楽器編成、出版社、各楽章の演奏時間等の情報が全て書かれています(もちろん英語ですが)。いつも選曲会議の時に楽器編成が話題となるのですが、この本があれば、必要なパーカッション、どの楽章どんな楽器が必要かまで、ばっちりわかります。ちなみに開けてあるページはベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と交響曲第6番「田園」のページです。みなさんは辞書なしでどこまで解読できますか?すごい興味深い本でしょ!オーケストラの曲の編成を調べるには、Tuttiのホームページ管弦楽編成表が、とても便利ですが、それでもわからないときは、この本でお調べして回答しますので、私にお尋ねください。

  David Daniels / Orchestral Music Handbook

2006年12月14日 23時55分00秒


龍谷大学交響楽団第13回定期演奏会

12月8日(金)は龍谷大学交響楽団の第13回定期演奏会が長岡京記念文化会館で開催され、賛助出演してきました。プログラムは学生指揮:豊嶋千有希さんでシューベルトの「ロザムンデ」序曲、客演指揮:森和幸さんでビゼーの「カルメン」組曲より抜粋、メインはシベリウスの交響曲第2番でした。学生オケ特有のこの演奏会に込められたみんなの熱い思いが、名曲シベリウスの交響曲第2番に込められ、本当に感動的な演奏となりました。オケのメンバーが感動して舞台袖で感涙しているのを見たら、こちらまでもらい泣きしてしまいました。こんなおじさんが若いメンバーの仲に混ぜてもらって、素敵な舞台に一緒に立たせてもらえるなんてとっても光栄でした。

  リハーサル風景

2006年12月8日 23時57分00秒


龍谷大学交響楽団の練習

12月7日(金)は龍谷大学交響楽団第13回定期演奏会の練習に龍谷大学深草学舎に行ってきました。このご縁は、ひこね第九オケに参加している龍谷大オケOBの紹介でした。チェロのトップの佐藤伶さんとは何度もメール交換してをしていて、この日もJRの稲荷駅まで迎えに来てもらったのですが、お会いするまで名前からてっきり女の子だと思っていたところ、お会いしたらさわやかな男の子で、オケの団長さんでしたので我ながらちょっとうけてしまいました。練習会場は「ベートーヴェン」という名前でした。団員は90名近くいて、管楽器はほぼ自前でいけるそうで、約1/3のメンバーは瀬田キャンバスから参加しているそうです。学生オケ特有の演奏会直前の熱気とやる気満々というオーラが練習室にこもっていました。

  練習場「ベートーヴェン」でのリハーサル風景

2006年12月7日 23時58分00秒


大垣市室内管弦楽団第23回定期演奏会

12月3日(日)は大垣市室内管弦楽団第23回定期演奏会が大垣スイトピアセンター音楽堂で開催されました。指揮は岩村力さん、Vn独奏は山口裕之(NHK交響楽団コンサートマスター)で、プログラムは、ストラヴィンスキ−の協奏的舞曲、メンデルスゾ−ンのヴァイオリン協奏曲、ブラ−ムスの交響曲第4番でした。沢山のお客さんが来られて立ち見の大盛況でした。ストラヴィンスキーのような変拍子の現代曲は、大垣オケは初体験で、みんな大変苦労していました。本番間近になってようやく、ストラヴィンスキーの音楽を楽しめるようになってきたようです。こういう曲はスコアとCDを手に入れて、楽譜にガイドをいっぱい書き込んで、曲の流れを覚えちゃうのが一番近道ですね。山口さんのVn協奏曲は、すごく暖かい一体感のある演奏でした。ブラームスの4番では、山口さんも1stVnの後ろでいっしょに弾いていただけました。本当に心底オケがお好きなのですね。岩村先生の指揮の元観客席も一体となったすごい熱い演奏になりました。

  岩村先生とVn独奏の山口裕之さんのリハーサル風景

2006年12月3日 23時57分00秒


ひこね第九のオケと合唱合わせ

11月26日(日)の19時からひこね市文化プラザメッセホールでひこね第九オケと合唱団の合同練習がありました。合唱団と一緒に練習して、藏野先生の合唱団への音楽づくりのアプローチにふれるのはとっても興味深かったです。ドイツリュートのように演奏しましょうとか、pは単に音量を小さくすることでなくやさしく豊かな音をなど、どんどん藏野先生らしい第九にかわっていくのが感じられて、とても充実した練習でした。

 メッセホールでの合唱合わせ

2006年11月26日 23時59分00秒


滋賀大定期でのカリンニコフの交響曲第1番

11月26日(日)は滋賀大学オーケストラの第24回定期演奏会がひこね市文化プラザグランドホールで開催されました。今年は初めての試みで学生指揮:堀之内毅でワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガー、客演指揮:河地良智、バイオリン独奏:奥田雅代でブルッフのバイオリン協奏曲ニ短調、メインはカリンニコフの交響曲第1番というプログラムでした。私もカリンニコフは初めて演奏しましたが、とても親しみやすいメロディで素敵な曲でした。チャイコフスキーと同じ頃の作曲家だそうですが、早世されておりその作品はわずかしか残されていません。もっと長生きして素敵な曲をもっと生み出してほしかったですね、とっても残念です。カリンニコフには熱烈なファンがいるそうでが、私もその一員となってチャンスがあったらまた演奏会で取り上げて多くの人にこのかくれた名曲を紹介したいです。

 ブルッフのヴァイオリン協奏曲の練習風景

2006年11月26日 23時58分00秒


藏野先生の第九の練習

11月5日、18日、19日と藏野雅彦先生の第九オケの練習が始まりました。ドンファンは「とてもよく練習してあるので嬉しい」とお褒めの言葉をいただきました。池田重一先生が「ドンファンと第九のプログラムでは、プロオケでは暴動が起きる」、松尾葉子先生も「毎年第九をやっておられるのでかなり余裕があるのかしら」といわれるぐらいすごいプログラムだそうです。藏野先生いわく本当に「一生もの」のプログラムですね。
藏野先生の第九の根本にあるのは、少年の頃に聴いたフルトヴェングラーの感動の第九だそうで、田久保先生や井崎先生に代表する楽譜に書かれたことを徹底的に掘り下げる姿勢を持つ近年はやりのピリオド・アプローチ「歴史的情報に基づく演奏」の流れとは少し違った第九です。今までの指揮者の元、私が自然に感じるままにクレッシェンド・ディミネンドすると「ベートーヴェンの楽譜にはそのようには書かれていない」といわれて、意識して演奏してきたようなところが何カ所もありましたが、今回の藏野先生の指揮では、もっと自然に「ベートーヴェンらしく」情熱をあふれる心揺さぶられる演奏をしようと解放された感じです。さすがフルトヴェングラーを愛する藏野先生だけあって、ベートーヴェンの織りなす音楽の方向性をしっかりととらえて、人々が音楽で感動する波長を本能的に感じて、それを変幻自在にうまく指揮で演出されようとしていることが、よく伝わってきます。改めて藏野先生のファンが多い理由がわかったような気がしました。

 藏野先生の第九の練習風景

2006年11月19日 23時58分00秒


ネコとクラリネットふき U

11月12日(日)に彦根市子どもセンターで彦根JOYジュニアオーケストラファミリーコンサートがありました。、テーマは「オーケストラと遊ぼう」で、紙芝居と音楽で、岡田淳作「ネコとクラリネットふき」、お話:小林京子、クラリネット:中島修は大変好評でした。紙芝居に音楽を入れて話を進めるって本当に素敵ですね。子ども達も熱心に聴いていました。

 弦楽の伴奏でクラリネットを吹きながら、紙芝居が始まりました。

2006年11月12日 23時57分00秒


ネコとクラリネットふき

11月12日(日)に彦根市子どもセンターで彦根JOYジュニアオーケストラファミリーコンサートがあり、そのプログラムの中で紙芝居と音楽、岡田淳作「ネコとクラリネットふき」(お話:小林京子、クラリネット:中島修)をします

紙芝居にクラリネットと弦楽合奏の音楽を入れた楽しい企画です。
クラリネットポルカ、ラプソディ・イン・ブルーの冒頭、ワルツィングキャット、モーツァルトの交響曲第39番からメヌエット、トロイメライなどクラリネットの活躍する曲がたくさん出てきてとても楽しい仕上がりになっています。ぜひ、聴きに来てください!

「ネコとクラリネットふき」
ある日、ぼくの部屋に入ってきたネコ。ぼくがクラリネットの練習をしている間にどんどん大きくなってしまった。毎晩練習するクラリネットの音色で、ネコはまくらの大きさからベッドの大きさへ。ベッドの大きさから部屋の大きさへ。しまいには大きくなり過ぎて家が壊れてしまい…。クラリネットを聞くたびに大きくなっていくネコ。そのネコに寄り添い、寝そべる主人公の姿がとても気持ちよさそうです。最後にネコは空を飛び、主人公はネコの背中でクラリネットのコンサートを開きます。こんな太っちょのネコのおなか、背中ってどんな感触でしょう。「この世で一番すてきなのは、ネコと一緒に暮らすことです」の言葉通り、ネコ好きの方におすすめです。

 

2006年10月29日 23時55分00秒


ひこね第九オケのチェロのパート練習

10月は1日午前、9日午前、午後、21日午後、28日午後、29日午後と2〜3人づつでチェロのパート練習をしました。今年初めて第九を弾く人のための練習と「ドンファン」のための集中練習です。「ドンファン」はト音記号、ハ音記号、ヘ音記号が入り乱れて、とにかく音域が高くハイポジションでの演奏が必要です。今までのアマチュアオーケストラを弾いてきた技術では、演奏不可能に思えるところが何カ所もあります。そこで「ドンファン」のチェロパート練習の前半は、ハイポジションの4オクターブの音階練習から始まります。ハイポジションの手の形が決まらないと音程が取れませんもね。この曲でハイポジションの音階をマスターすれば、きっと世界が広がりますよ。
  ひこね第九オケのチェロパートのレベルアップを目指して頑張りましょう!!

2006年10月29日 23時55分00秒


SUZUKI Violinの子供用の1/4の分数チェロ

SUZUKI Violinの子供用の1/4分数チェロをオークションで手に入れました。製造年:1971年、モデルNo.:71、サイズ:1/4、弓&ソフトケースは共に新品です。モデルNo.:71のペグ(糸巻き)、指板は本来ハードウッドの塗り物ですが、本物の黒檀(Ebony)に交換してあり、テールピースはWittnerの軽合金製アジャスター内蔵型に、エンドピンはソケットと止めネジのある上質のものと交換してありました。35年前のものですが、すぐ弾けるようにちゃんと調製してあり、コンディションも良く、とても大切に扱われていたようです。
子どもにチェロを習わせようと思ってもSUZUKI 分数チェロセットで20万円近くして、ハードルがとても高いですね。かといって中国製のチェロはとても安く売られていますが、二の足を踏んでしまいます。そう思ってオークションを時々のぞいてSUZUKI の分数チェロでいい物があると入札していました。しかし予算が少ないのでいつも最後には競り負けていいたのですが、今回初めて格安価格で落札できました。このかわいいチェロを始めたいという人に貸し出して、ジュニアのチェリストを育てようと考えています。

   SUZUKI Violinの子供用の1/4の分数チェロ          

2006年10月20日 23時55分00秒


フジテレビのドラマ「のだめカンタービレ」はじまる

10月16日(月)スタート 毎週月曜よる9時放送で、フジテレビで『のだめカンタービレ』原作:二ノ宮知子(講談社)が始まりました。原作を読んでる人は皆そうだと思うのですが、素人の俳優が楽器を演奏したり、指揮をするとすぐ嘘がばれてしまうから、イメージを壊さないでほしいなと正直、期待と不安を抱えていました。でも、始まってみるとのだめも、千秋先輩も、漫画に忠実で顔もそっくり、ストーリーはこびもスピーディで、エピソードも忠実に再現されており、おもしろくて、テレビに釘付けになってしまいました。特に野田恵役の上野樹里さんは雰囲気が出ていてとてもキュートですね。のだめが飛んだり、跳ねたりするモーツアルトのピアノの連弾も興味深く聴けました。ドラマ中の音楽も本格的です。ドラマの最後に流れるラプソディー・イン・ブルーものだめのイメージでしょうか?ただ一つ残念だったのはシュトレーゼマン役の竹中直人さん、あれではどこから見てもドイツ人には見えませんね。ちょっとがっかりでした。

   のだめカンタービレの第16巻がでました。さっそく読みましたよ!           

2006年10月15日 23時55分00秒


秋のなかよしヴァイオリン教室発表会

10月14日(土)は、文化プラザエコーホールで妻の主宰するなかよしヴァイオリン教室の発表会がありました。県立大学のKさんは大学に入学してから県立大学オーケストラでヴァイオリンを始め、2年生から妻にヴァイオリンを習い始めたのですが、とてもまじめに一生懸命練習をする子で、最近めきめき腕を上げて、この日にモーツアルトのヴァイオリン協奏曲第5番の第1楽章を県立大学オーケストラの伴奏で演奏しました。大学4年間の集大成ですね、お見事でした。県大オケのメンバーでなかよしホール別室で打ち上げ(とり野菜鍋)をしました。 

                       

2006年10月15日 23時55分00秒


藏野雅彦先生のひこね第九合唱団初練習

10月8日(日)は、文化プラザ第1リハーサル室で、藏野雅彦先生のひこね第九合唱団の初練習がありました。私も練習風景を見学に行って来ました。最初緊張していた合唱団も藏野先生の笑顔とユーモアに富んだわかりやすい的確な指示で、どんどん力を引き出されていました。とても初めての練習とは思えない質の高い音楽的な要求もされていました。合唱団の練習を聞いていて、毎年の第九が積み重なって彦根に音楽文化が着実に根付いて育っているなと頼もしく感じました。練習が終わってから合唱の役員と藏野先生で懇親のお食事会をしました。

    
           藏野雅彦先生のの合唱団リハーサル風景                     

2006年10月8日 23時55分00秒


県立大学オケ第10回定期演奏会

10月7日(土)は、滋賀県立大学オーケストラの第10回定期演奏会がひこね市文化プラザエコーホールで開催されました。指揮は脇坂英夫さん、曲目は、パッフェルベルのカノン(管弦楽編曲版)、シューベルトの交響曲第8番「未完成」、ベートーヴェンの交響曲第1番でした。私は後半の2曲に出演しました。今年は第10回の記念の演奏会で、ロビーには過去の演奏会の記録が紹介され、休憩時間には、ロビーでOB、OGが中心となって第1回定期演奏会で演奏した思い出の曲、ホルストの「ブルック・グリーン組曲」を演奏しました。演奏会本番はすごく緊張感があって、好感の持てる質の高い演奏会になりました。管楽器には初心者が多く、練習が始まった頃はちょっと心配しましたが、本番には良く仕上げていました。みんなおめでとう!素敵な演奏会になって良かったね。

   
           カノンの管弦楽版のリハーサル風景                       ロビーでのホルストのブルックグリーン組曲

2006年10月7日 23時55分00秒


父とバイオリン

父親の使っていた棚を整理していたら50年以上前の古いアルバムが出てきました。アルバムを開いて写真を見ていたら学生時代の父がヴァイオリンを弾いている写真があるではありませんか。その写真には得意げにサインまでしてあります。写真からは音は聞こえてこないし、どんな演奏をしていたのかしら?
たまたま我が家を訪ねてきた叔父に写真を見せて聞いてみると、このバイオリンは闇市で買った米を運ぶために購入したもので、本当に必要だったのはヴァイオリンのケースの方だったとのこと。というわけで父のヴァイオリン演奏はとても聴けたものじゃなかったと言っていました。こんな写真にもいろんな物語が隠れているのですね。

   
        父親がヴァイオリンを弾いている写真

2006年9月30日 15時15分00秒


バレエ結婚式

9月18日(祝)は、大津プリンスホテル3階プリンスホールで吉川博樹さんと鈴木ひかるさんの結婚披露パーティがありました。私の友人のバレエの先生であるバレエダンサー同士の結婚式で、ひこね第九オケの弦楽メンバーの有志で友情出演しました。演奏した曲目は、乾杯の時に椿姫の「乾杯の歌」と食事歓談中にモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク、パッフェルベルのカノン、お色直し後はチャイコフスキーのバレエ組曲「眠れる森の美女」よりワルツで、新郎新婦が王子とオーロラ姫の衣装に着替え、お弟子さんといっしょにバレエを踊られました。宴の最後はヨハン・シュトラウスのワルツ「美しく青きドナウ」で、全員がホール中央で輪になってウィンナーワルツを生伴奏で踊られました。新郎新婦のパワーに圧倒されながら、とってもユニークな結婚式をみんなで楽しみました。

 
     ディナーショーのような一部             ひこね第九オケ弦楽アンサンブルのメンバー         オーロラ姫と王子の衣装で

2006年9月18日 23時55分00秒


ひこね第九オケ、軸丸先生の初練習

9月17日(日)はひこね第九オケで藏野雅彦先生のアシスタント指揮者の軸丸総士先生との初めての練習がありました。午後は第九全楽章、夜はドンファンを練習しました。初めての顔合わせでお互いに最初はすごく緊張しましたが、夜のドンファンの頃になると生き生きと振っておられました。軸丸先生は藏野先生としっかり打ち合わせして準備してきておられるのが伝わってきて好感を持ちました。最後にドンファンの通し練習をしたときには、なんとか形になってきて、頑張れば本番何とかなりそう・・という手応えを感じました。練習後、笑屋花で軸丸先生とささやかなお食事会をしましたが、先生は練習で全エネルギーを出しきったというさわやかな感じでした。
 

2006年9月17日 23時45分00秒


ひこね市民手作り第九演奏会結団式

9月3日(日)はひこね市文化プラザメッセホールでひこね市民手作り第九演奏会結団式がありました。私は実行委員会副委員長でオーケストラ代表としてご挨拶しました。以下はそのときの挨拶文です。

ただいまご紹介にあづかりましたひこね第九オーケストラのsawacelloです。
ひこね第九オーケストラでは、毎年新しい指揮者をお迎えして演奏会を開くようにしていますが、藏野雅彦先生とは、一昨年のサマーコンサートでブラームスの交響曲第3番などで共演しており、団員がぜひもう一度共演したいと熱望したもっとも人気のある指揮者の一人です。
藏野先生は京響市民合唱団指揮者として、岩城宏之さん、大友直人さん、井上道義さんといった著名な指揮者の合唱指揮を経験されていますし、練習は絶対楽しいものになると思いますので、是非楽しみにしていただきたいと思います。

さて、ひこね第九オーケストラも本日から市民会館舞台練習場で練習を始めたところです。
みなさんごぞんじでしょうか?ひこね第九オケは、トロンボーン、チューバが正団員のオーケストラであるということです。
トロンボーン、チューバがオーケストラに登場するのは、ロマン派の後期から近代になってからです。
モーツアルト、ベートーヴェンの頃から、一部の曲にトロンボーンが登場するようになって、チャイコフスキー、ドヴォルザークの頃になってようやくチューバが出てきます。
ベートーヴェンの第九には、もちろんチューバはなく、トロンボーンも2楽章と4楽章に少し出てくるだけです。
従って、第九のサブ曲を選曲するときには、トロンボーン、チューバが活躍する曲を選んでいます。
ひこね第九オケのサブ曲が、オーソドックスなベートーヴェンのエグモント序曲などをせずに、他の第九演奏会のサブ曲と少し違った雰囲気なのはそのためです。
チューバのある曲は、20世紀に入っての曲が多く、ハープなどの特殊楽器が入ってオケの編成も大きく、作曲家の著作権も切れてなくて、楽譜もレンタルとなり、とても高価ですし、なんといってもアマチュアで演奏するには技術的に難しい曲が多くなります。
従って、アマチュアオーケストラでは、トロンボーン、チューバは、オプションとして正団員でなく、エキストラとして扱っている団体が多くなります。

しかし、ひこね第九オケは、あえてチューバを正団員として、第九のサブ曲もサマーコンサートでもチューバのある曲をプログラムに必ず取り入れるようにしています。
このことによって例えば、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」、コープランドの「エルサロンメヒコ」、芥川也寸志の「交響管弦楽のための音楽」など20世紀の音楽にも積極的に取り組むことになっています。

今年で第九も9回目で、第九のオープニングにふさわしいチューバのある曲がだんだん少なくなってきてサブ曲を選曲するときには、大変になってきました。
 
今年、取り上げることになった20世紀の作曲家リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」は、技術的に非常に難しく、アマチュアオケではめったにとりあげられない超難曲で、おそらく今までのサブ曲の中でももっとも難しい曲です。
ひこね第九オケも偉大なベートーヴェンの第九に毎年いろんな指揮者のアプローチで取り組んできたことによって、オーケストラとしていろんなことを学び、今回、藏野先生からの挑戦を受けて、この難曲に取り組むことができるまでに大きく成長しました。
ひこね第九オーケストラは、このように第九演奏会もまんねんりにならないよう、今年も新鮮な気持ちで挑戦し続けます。リヒャルト・シュトラウスのオーラに飲み込まれて返り討ちに合わないようにオケのメンバー一同頑張りますので応援してください。

今年は、大地賛しょうはアンコールをして演奏せず、サブとして第九の前に演奏します。12月の演奏会が素晴らしい演奏会になるよう、合唱、オケともがんばりましょう。

 

2006年9月3日 23時50分00秒


ひこね第九オケVn合宿

8月26日(土)〜27日(日)なかよしホールで恒例のヴァイオリン合宿がありました。難曲ドンファンに取り組んでいましたが、みんな苦戦していました。練習後みんなでバーベキューをしました。

 
 なかよしホールでのヴァイオリン合宿 難曲ドンファンに取り組んでいます            26日の練習後はバーベキューをしました

2006年8月27日 1時45分00秒


県立大学オーケストラの合宿

8月18日(金)〜22日(火)までマキノの「みくに館山の家」で滋賀県立大学オーケストラの合宿があり、私は21日(月)19時〜22日(火)12時まで合宿に参加してきました。練習曲目はシューベルトの交響曲第7番「未完成」とベートーヴェンの交響曲第1番などで、練習の合間にチェロの集中パート練習もしました。合宿最後の21日の夜は22時から懇親会があり、親子ほど離れた若者と夜中2時まで飲みながらいろいろ話をしました。

合宿所で練習する県立大学オケメンバー

2006年8月22日 20時15分00秒


彦根JOYジュニアオケのルッチプラザロビーコンサートと合宿

8月19日(土)は彦根JOYジュニアオーケストラのルッチプラザロビーコンサートがありました。このロビーコンサートはルッチプラザの米原市立山東図書館主催で、ここ数年毎年開催しています。今回は歌と演奏と朗読のコラボレーション企画「music story 音楽と物語が出会うとき」で、音楽物語「ヘンゼルとグレーテル」をしました。
指揮は澤 純子、共演は岡田敏子さん、岡田通利さん、ジュニア音楽団ほたるっちで、プログラムは、木村弓の「千と千尋の神かくし」より いつでも何度でも、バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」より第1楽章、モンティの「チェルダッシュ」、デービットの「ビビディ・バビディ・ブー」、久石譲の「魔女の宅急便」、フンパーディングの オペラ「ヘンゼルとグレーテル」(編曲版)でした。
特にバッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」は全員がソロパートを弾き、「チェルダッシュ」も全員が、アンサンブルをしながら息を合わせて弾ききりました。フンパーディングの 「ヘンゼルとグレーテル」は弦楽オケ用に編曲され、お父さんの魔女のソロや合唱パートもある優れものです。
演奏会に引き続いて19日(土)〜20日(日)グリーンパーク山東でJOYの合宿がありました。合宿のバーベキューではお父さんが大活躍でした。


    フンパーディングの音楽物語 「ヘンゼルとグレーテル」               JOYの合宿でのバーベキュー料理 おいしそう!!

2006年8月20日 23時30分00秒


ロッシーニのチェロとコントラバスの二重奏曲
8月14日(月)の夜は、コントラバスの I さんとアンサンブルを楽しみました。曲目は有名なロッシーニのチェロとコントラバスの二重奏曲で、とっても楽しい曲です。
この曲はロンドンの裕福な銀行家で腕の良いアマチュアチェリストだったデヴィット・サロモンが、当時有名だったコントラバス奏者ドメニコ・ドラゴネティと共演したいため、ロッシーニに作曲を依頼したもので、サロモンは実際にこの著名な巨匠とこの曲を演奏することができたそうです。この曲の楽譜は1969年にようやく発見されるまで、サロモン個人の収蔵物の中で眠っていたそうです。
この陽気な小品は、美しい旋律、活気に満ちたリズム、技巧的な変化など円熟した手法を見せています。この曲をやろうと提案した I さんは、しっかり練習してきていました。チェロも音色の美しさとかなりの技巧を要求していますね。ちょっと気合いが入りました。

2006年8月14日 22時30分00秒


小林研一郎氏によるいわき指揮法セミナー開催!

きらめく才能を見つけよう!小林研一郎氏によるいわき指揮法セミナー開催! いわきが生んだ世界のマエストロ、小林研一郎氏による、明日を拓く若き才能への想いを込めた、指揮法セミナーです。
 日時: 平成17年8月13日〜14日(2日間)
 会場: いわき市音楽館(いわき市平字三崎1−6)
 講師: 小林研一郎氏
 音楽アドバイザー: 若松紀志子氏、石河清氏
 楽団: いわき交響楽団
 対象: 音楽関係者
 お問い合わせ・お申し込みは、いわき商工会議所内 小林研一郎「いわき指揮法セミナー」実行委員会
 TEL:0246-25-9151 http://www.iwakicci.or.jp/ 

 今年の指揮法セミナーには妻が参加しています。炎のコバケンにしごかれているかな?

2006年8月13日 22時20分00秒


BAMのチェロケース

 8月10日(木)に娘が三重から帰郷しました。ソフトケースでチェロを持って電車に乗るときにすごく心配ということで、4月頃に娘のためにチェロのハードケースを買ったのですが、ケースとは今日が初対面でした。娘のチェロは、でぶっちょのモンタニアーナモデルのため、一般的なGEWA、FEL、Hiscox、WINTER、TOYOなどのチェロケースには入りません。唯一入るのは、高級品のBAMのHightechのケースだけです。銀色でまるでウルトラマンのような外観ですが、すごく軽量で丈夫です。私のGEWAのチェロケースが2台買えます。応援するのでチェロ頑張ってね!

BAM Hightechのチェロケース (ドイツ製)

【重量:4.5kg】

新素材AIREXとABS樹脂による三層構造の外殻を採用し、高い剛性と軽量を両立。
容積を多めに確保されたケース内にパッドを配置して楽器を固定するなど、緩衝性能も高いです。
高剛性蝶番の採用と合わせ部形状の工夫により、ふたの開閉が容易な上、留め具はわずか4箇所。最軽量クラスの機能性を生かし、付属の2本のストラップを組み合わせて背負うことも可能です。

2006年8月10日 20時20分00秒


JAO宮崎大会

 8月6日(日)は第34回全国アマチュアオーケストラフェスティバル宮崎大会が宮崎県立芸術劇場で開催されました。私が演奏に参加したのはフェスティバルオーケストラBで指揮は岩村力先生、ゲストコンサートマスターは扇谷泰朋さんで、曲目はホルストの「惑星」(マシューズの冥王星付き)でした。一方のAオケは現田茂夫先生の指揮でニールセンの交響曲第4番「不滅」で、ゲストコンマスは三浦章広先生でした。
宮崎へは大阪南港から往復夜行フェリーで行きました。フェリーにはJAOの参加者も何人も乗り合わせていて、甲板で往路は前夜祭、復路は後夜祭を楽しみました。2等寝台でしたが、海も穏やかでよく寝れてとても快適でした。今年のチェロの参加者は宮崎が遠距離であったこともあってか、JAO参加経験者の顔見知りが多くて、平均年齢も少し高かったかな?チェロパートはいつもとっても仲良しで、3日間しっかり懇親を深めました。
「惑星」では、やっぱり「火星」と「木星」がいいですね。注目の「冥王星」は難しくてとても苦労しました。
Aオケチェロのトップは仲良しの三重フィルのUさんでした。ニールセンの交響曲第4番「不滅」には、チェロのソロがたくさんあるのですがUさんソロはとっても素敵でした。「不滅」は現田先生の十八番で、特に最終楽章では、2セットのティンパニが舞台の左右に分かれて大活躍します。まるでティンパニ協奏曲のようでとっても迫力があり、すごい熱演で鳥肌が立ちました。来年のJAOは山形県酒田市です。

 
                        アイザックスターンホールで岩村力先生の指揮で「惑星」のリハーサル


   レセプションでBオケを指揮される岩村力先生ご夫妻と一緒に 

           お隣は素敵な大分のSさんでした。ばっちりよ!

        2日目のレセプション後のチェロの2次会

       現田茂夫先生の指揮するAオケの交響曲4番「不滅」

      3日目の演奏会終了後のフェアウェルパーティ  

       帰りのフェリーの甲板でJAO参加者で後夜祭
2006年8月7日 1時20分00秒


ホルストの「惑星」(冥王星付き)

8月6日(日)にJAOの宮崎大会があり、演奏する曲目はホルスト「惑星」(冥王星付き)です。いよいよ本番が迫ってきましたので、今がんばって練習しています。さて冥王星付きの「惑星」とは??
ホルストの「惑星」ですが、太陽系をテーマにしたこの組曲が作られたのは、1916年ですから、太陽系の9番目の惑星である冥王星は、まだ発見されていませんでした。組曲「惑星」は「海王星」の最後の女声合唱のフェイドアウトによって、宇宙のかなたの神秘の世界を暗示するという形で完結してしまっています。ホルストが亡くなる4年前の1930年に「冥王星」が発見されましたが、ホルストはもう「冥王星」の作曲はしませんでした。
そのような意味で、ある種「余計な仕事」を考えたのは、新しい物好きの指揮者、ケント・ナガノでした。当時音楽監督を務めていたハレ管弦楽団のために、1946年生まれのイギリスの中堅作曲家、コリン・マシューズに、この「冥王星」の作曲を依頼したのです。マシューズが作った「冥王星」とともに、全8曲からなる組曲「惑星」がマンチェスターで初演されたのは、2000年5月11日のこと。演奏はもちろん、この曲を依頼したケント・ナガノが指揮する、ハレ管弦楽団でした。
 さて、新しく加わった「冥王星」については、ホルスト自身が残したスケッチなどというものは一切ありませんから、この曲は完全にマシューズの創作になるわけです。そこで彼は、まず、とりあえずホルストの手で完結してしまった「海王星」の最後の部分のフェイドアウトを手直しして、先につなげることが出来るように修正するところから、仕事をはじめました。そして、本体の「冥王星」は、組曲全体の雰囲気を損なう事がないように、現存の曲のコラージュのような手法をとって、まとめ上げています。最後には、出番が少なかった女声合唱の一声を入れることも忘れてはいません。細かい音符が続いてけっこう技巧的にも難曲です。さぁ大変!

自分が購入した冥王星付き「惑星」のCDは輸入盤です。

Holst (& Matthews) : The Planets (with Pluto) /

Lloyd-Jones, 
Royal Scottisch National Orch

NAXOS 8555776 

2006年7月28日 23時50分00秒


厳しい修行「四度加行」

7月28日(金)から長男が1ヶ月間の「四度加行(しどけぎょう)」の修行に入りました。真言宗では、僧侶となるためには、まず師僧(しそう)のもとで得度(とくど)(出家)をし、僧籍(そうせき)をいただきます。ぞして、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)という儀礼を受けることで仏さまと縁を結ぶのです。その伝法灌頂の前に必ず行(ぎょう)するのが「四度加行」です。四度とは十八道(じゅうはちどう)、金剛界(こんごうかい)、胎蔵界(たいぞうかい)、護摩(ごま)と呼ぼれる四つの修法(しゅほう)のことで、どれも真言僧侶の基本となるものです。修行道場では、毎日午前3時に起き、朝まだ暗いうちから修行が始まります。そして修法を何回も、そして何日も繰り返すのです。この行の間は修行道場から出ることを許されず、俗界(ぞくかい)とのつながりを一切断ちます。もちろんテレビを見ることも電話することも禁止。食事も精進料理です。このような環境の中、何度も修法を繰り返すことによって、弘法大師より受け継がれてきた教えと心を体に染みこませる、それが「四度加行」なのです。密教では大日如来が宇宙の真理を説くと考えます。ただそれは言葉や論理だけで理解するのが難しい。そこで修行によって直接、体得するべきだとされているのです。

2006年7月28日 23時50分00秒


室内楽の夕べ 三人のB

7月22日(土)は、大垣市スイトピアセンター音楽堂でかすみの会主催の室内楽の夕べ「三人のB」を聴きに行ってきました。もちろん三人のBとは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスですね。メンバーはチェロがユルンヤーコブ・ティムさん、ピアノが河村義子さん、クラリネットは松岡和美さんでした。プログラムはバッハの「主よ人の望みの喜びよ」、「無伴奏チェロ組曲第4番」、ベートーベンの「うつろな心」による6つの変奏曲、「魔笛」の主題による12の変奏曲、ブラームスのクラリネット三重奏曲 イ短調op114でした。3人とも大垣市室内管弦楽団で共演したことがあるなじみのメンバーです。いっしょに客席で聴いていたクラリネットのOさんとは、今から18年ぐらい前の若かかりし頃にOさんの奥さんとブラームスのクラリネット三重奏曲を全楽章やったことがあり、とっても懐かしかったです。ティムさんのチェロはとっても表情豊かにゆらいでいました。

   アンコールでリラックスしてショパンを演奏している3人

2006年7月22日 23時55分00秒


文学座公演「アラビアンナイト」

7月19日は、ひこね演劇鑑賞会の第41回例会は文学座公演の「アラビアンナイト」でした。ファミリーシアターと名づけられたとおり子供でも十分楽しめる、美しくて神秘的でロマンあふれる楽しい舞台でした。回る舞台もとても効果的で楽しめました。特に第2幕から終盤にかけての緊張感と盛り上がりは、とてもよかったです。昨年、リムスキーコルサコフの交響詩「シエラザード」を演奏したところだったので、あらためて「アラビアンナイト」を観てすごくイメージが膨らみました。今回は運営担当サークルにあたっていたので演劇終了後の交流会にも参加しました。交流会では女王やモルジアーナなどを演じていた名越志保さんのお隣の席で「アラビアンナイト」公演の舞台裏の話などいろいろなお話を伺いました。とってもチャーミングで素敵な方でファンになりました。

【あらすじ】
 むかしむかしの、はるか彼方の遠い国……。きっと誰もが聞いたことのある「アリババと40人の盗賊」や「船乗りシンドバットの冒険」をはじめ、「ある乞食の物語」「アブ・ハサンが屁をした話」「ものを食べない奥さんの話」「妹をねたんだふたりの姉」など、美しい娘シャハラザードが千と一夜を語り紡いだ数々の物語。その摩訶不思議な物語はいつしか王様の冷たい心を溶かし、やがて人々を救う歓喜の輪になってゆく……。

                   
                                         交流会の写真                        sawacelloと名越志保さん

2006年7月19日 23時55分00秒


加納明男先生を偲ぶコンサート

7月17日(祝)彦根弦星会のコンサートに引き続いて、午後3時から彦根室内合奏団による加納明男先生を偲ぶコンサートがありました。昨年12月にお亡くなりになった加納明男先生は、彦根で半世紀に渡るヴァイオリンの指導や様々な音楽活動で、彦根の街にクラッシク音楽が根付く礎を築かれました。先生が主宰され、ご自身も情熱と愛情を注いでおられた「彦根室内合奏団」のメンバーが中心となり、先生を追悼する演奏会を開くことになりました。曲目は、パッフェルベルのカノン、バッハの2台のヴァイオリンのための協奏曲、モーツァルトの交響曲第40番でした。指揮なしで、音楽の心を一つにしてアンサンブルする「彦根室内合奏団」の伝統は、確かに息づいていました。

 
       加納先生の遺影を囲んでモーツアルトの交響曲第40番を演奏しているところ

2006年7月18日 00時15分00秒


弟子のデビューコンサート

7月17日(祝)は、彦根弦星会の発表会がひこね市文化プラザエコーホールでありました。自分のチェロの初弟子のデビューコンサートでした。曲目は、自分とチェロの2重奏で「ふるさと」「大きなくりの木の下で」と弟子のお兄ちゃん(Vn)とお姉ちゃん(pf)とのピアノトリオで「きらきら星変奏曲」でした。ここ2週間ぐらいでめきめきと腕を上げて、音程のばっちりで、上出来でした。とってもかわいかったです。

 兄弟でのピアノトリオで「きらきら星変奏曲」

2006年7月17日 23時55分00秒


三重大学管弦楽団サマーコンサート2006

7月16日(日)は三重大学管弦楽団サマーコンサート2006が三重県文化会館大ホールでありました。学生指揮の江崎紗代さんでウェーバーの歌劇「オベロン」序曲、ビゼーの「アルルの女」より第1組曲、兼重直文先生の指揮で、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」でした。娘は弦トレーナーとチェロのトップを務めていました。学生指揮での三重大オケの演奏は、今まで何回か聴かせていただきましたが、今回が一番音楽的にもよくできていて、安心して楽しめました。娘の弦トレーナーの成果も随所に現れていて、特に「アルルの女」の第3曲目のAdagipettoは、きれいに仕上がっていました。新世界の2楽章の最後のチェロとヴァイオリンの2重奏の前になるとこちらまで心臓の鼓動が伝わってくるようでドキドキしました。最後には、ソリストとして立たせてもらって拍手がもらえてよかったね。娘の演奏会に懸ける一生懸命さを味わって帰ってきました。人のために一生懸命お世話する経験は、これからの永い人生でも大切な財産となると思いますよ。演奏会の成功おめでとう!(^_^)

 新世界が終わって、拍手に答える三重大オケのメンバー

2006年7月16日 23時55分00秒


ひこね第九オーケストラルッチプラザコンサート

7月2日(日)はひこね第九オーケストラルッチプラザコンサートがルッチプラザホール(米原市交流プラザ)で開催されました。指揮は高谷光信先生、曲目はベートーヴェンの序曲「フィデリオ」、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」より「春」全楽章、メインはベートーヴェンの交響曲第5番「運命」でした。独奏ヴァイオリンは、ひこね第九オケで育った高校1年生の高岸卓人君でした。黒いワイシャツで決めて五島龍のようで、とってもかっこよかったです。
高谷先生は、ひこね文化プラザに続いての「運命」でしたが、新しい「運命」を振ろうという意欲が、団員にもひしひし伝わり、先生から提案されたいろいろな新しいアイデアも受け入れて、とても新鮮な気持ちで「運命」に臨むことが出来ました。高谷先生は国際指揮者コンクールの1次選考に「運命」の指揮の様子をDVDに録画して、提出する必要があるとのことで、我々としてもひこね第九オケとの共演で、高谷先生と国際指揮者コンクールの予選に望めるなんてちょっと光栄ですね。
ルッチプラザのホールが出来て、初めてのフルオーケストラの演奏会で、客席もほぼ満席となり、なかなかの熱演で素晴らしい演奏会になったと、ホール関係者の皆さんには、とっても喜んでいただけました。アンケートも見せていただきましたが、ほとんどの人が大変よかったに丸をつけておられて、大好評でした。本当に良かったです。来年もまたここで演奏できるといいですね。


              運命のリハーサル


          四季のリハーサル風景。独奏は高岸卓人君

2006年7月3日 23時55分00秒


ひこね第九オーケストラ第7回サマーコンサート

6月25日(日)は、ひこね第九オーケストラ第7回サマーコンサートがひこね市文化プラザグランドホールで開催されました。指揮は高谷光信さん。曲目はベートーヴェンの序曲「フィデリオ」、交響曲第5番「運命」、メインは、ストラヴィンスキーのバレー組曲「火の鳥」1919年版でした。「運命」はとても丁寧な演奏で、冒頭は一糸乱れず、4楽章はテンションが上がり、本番が一番よい演奏になりました。「火の鳥」はすごい緊張感の中、みんなそれぞれ健闘し、とても聴き応えのある質の高い素晴らしい演奏となりました。特に子守歌のファゴットソロは秀逸でした。ホルンも、あのプレッシャーの中、きれいな音で終曲のメローディが聞こえてきたとき演奏会の成功を確信しました。彦根で自分のオケ人生の原点となった思い出の曲「火の鳥」を立派に演奏することができてとても満足しています。


        リハーサルを指揮する高谷先生


            運命のリハーサル風景

2006年6月26日 23時55分00秒


大津管弦楽団第109回定期演奏会のリハーサルを聴きました

6月18日(日)は、ObのT君と大津市民会館へ大津管弦楽団第109回定期演奏会のプログラムにひこね第九オケの第7回サマーコンサートのチラシの挟み込みに行って来ました。チラシ挟み作業が11時からだったので、10時〜11時まで久しぶりに大津管弦楽団の演奏を聴かせていただきました。リハーサルの曲目はフランクの交響曲ニ短調でした。私が大津管弦楽団によくエキストラにいっていた1989年第75回定期頃に、ちょうどこのフランクの交響曲ニ短調をやっているので、本当に一昔前ですね。そのころのメンバーも少し残っていますが、かなり入れ替わっています。管楽器が充実していて、ホルンがいいですね。縦の線を合わせようとした几帳面な演奏の印象を受けました。午後〜夜は彦根に戻って、ひこね第九オケの最後の追い込みの練習でした。

 

 

 

 

 


フランクの交響曲ニ短調のリハーサルをする大津管弦楽団。大津市民会館にて

2006年6月18日 23時45分00秒


ひこね第九オケのルッチプラザでの練習

6月11日(日)は、ひこね第九オーケストラの練習がルッチプラザ(米原市長岡)でありました。7月2日(日)には、ルッチプラザでの初めてのひこね第九オケ演奏会がありますので、ルッチプラザさんのご厚意で、舞台を使ってのリハーサルをさせていただきました。ひこね市文化プラザのエコーホールとよく似た大きさですが、ルッチの方が少し奥行きがありますね。とても響きがよくて、オケのメンバーの音もよく聞こえアンサンブルしやすかったです。火の鳥のフルオケのメンバーも何とか全員舞台に乗って練習をしました。管・打楽器は前日の10日(土)から高谷先生の指導のもと合宿をしていましたので、かなり「火の鳥」もよくまとまってきましたね。

 

 

 

 

 


ルッチプラザで火の鳥のリハーサルをしているところです。

2006年6月12日 23時50分00秒


大垣市室内管弦楽団の第22回定期演奏会

6月4日(日)は、大垣市室内管弦楽団第22回定期演奏会が大垣スイトピアセンターの音楽堂でありました。指揮とピアノ寺嶋陸也さんで、曲目ヴィヴァルディ「調和の霊感」より4本のヴァイオリンのための協奏曲、モーツアルトピアノ協奏曲第24番ハ短調、メインはメンデルスゾーン交響曲第4番「イタリア」でした。
ヴィヴァルディは、大垣オケでは初めての立奏で、団員がソリストをし、妻も4thsoloVnを担当しました。チェロの独奏もとても難しいのですが、チェロのTopのOさんとてもよく弾いておられました。コンマスのTさんをはじめソリストみんながはりきってのぞみ、とても満足の出来る演奏が出来ました。お客さんにも新鮮で好評だったようです。モーツアルトは、ピアニストで作曲家の寺嶋先生が演奏しながら指揮していただくという、初めての弾き振りを体験しました。お客様もソリストの背中を見ながらの協奏曲は初体験だったのでは・・。今までお嬢様ソリストの華麗できれいなモーツアルトのピアノ協奏曲は何度も経験しましたが、今回のモーツアルトは今までとちょっと違った、非常に表情豊かで繊細で大人の薫り(ブランディような)のするモーツアルトでした。1楽章のカデンツァはフンメル作曲のものだったそうですが、3楽章の最後の6/8拍子に入る前のフェルマーターでは、本番だけ突然アドリブでカデンツを弾かれたので、みんな予告なしの突然の展開に一瞬息をのみました。さすが本業が作曲家だけあってとっても楽しめました。本当にモーツァルトイヤーにふさわしい企画だったと思います。メンデルスゾーンは、さすが大垣のオケというサウンドがしていました。みんなの技術レベルが高いので自分の演奏だけに集中できる大垣のオケは本当に素晴らしいと思います。

 


ヴィヴァルディの4本のヴァイオリンのための協奏曲のリハーサル風景。チェロとチェンバロ以外は、立奏でのぞみました

 

2006年6月5日 22時50分00秒


雨田光弘先生にオリジナルの絵を描いていただきました

いろんな偶然や出会いがありまして、雨田光弘先生に「なかよしホール」のため、オリジナルの絵を描いていただきました。きっかけは、ひこね第九オケのライブラリー印に大ファンの雨田先生のチェロを弾いているネコの絵を使用させてもらえないのかなと思って、なんとか雨田光弘先生にコンタクトをとる方法はないかなとインターネットで「雨田光弘」で検索していて偶然たどり着いたのがゴーシュ弦楽器のホームページでした。ゴーシュ弦楽器の社長は元新日フィル主席チェリストの山ア悳裕社長さんで、雨田光弘先生も日本フィルのチェロリストでしたので、旧知の仲ということで、ホームページの挿し絵もお店の入口の壁も雨田先生の絵があふれています。そこでゴーシュ弦楽器さんのご紹介で雨田光弘先生にお話ししていただいて、「なかよしホール」の妻(Vn)、sawacello(Vc)、娘(Vc)、息子(Vla)の4人(匹)の絵を描いていただくことになりました。自分たちのために描かれた世界にただ1枚の絵なんて素敵ですね。なかよしホールの象徴として掲げて、家宝にして大切にしたいと思います。

雨田 光弘さん (チェリスト・画家)
1935年、東京都生まれ。
彫刻家で音楽家だった父(雨田光平)の影響で幼い時から絵を描く。高校時代、疎開後暮らしていた福井県から上京し、本格的にチェロの道を歩む。桐朋学園大学卒業後、日本フィルハーモニー交響楽団に入団。のち、フリーのチェリストとして活躍。同時に画業に力を注ぎ、自由、洒脱な猫の絵で人気を博す。共著書に『花の町で猫が見た夢』『ねこ古典ぱん』など。

雨田先生の紹介記事

2006年5月30日 19時50分00秒


妹がモデル?!

大阪の箕面に嫁入りした実の妹から、ブティックのモデルをしたよとの報告がありました。ブティックMD−1でこの春にいち早く春物をゲットに行った時に、頼まれたそうで、もちろんモデルは初体験だったそうです。最近素人モデルを使った雑誌もよくありますが、素人っぽいところがかえって身近で親近感を覚えるのかしら・・


    ポーズをきめてにっこり (^_^;;   音大を出てピアノ教室をしています

2006年5月29日 23時50分00秒


第33回彦根市少年少女吹奏楽団定期演奏会

5月27日(土)ひこね市文化プラザグランドホールで彦根市少年少女吹奏楽団の定期演奏会がありました。午前中に妻とひこね第九オケのサマコンのチラシ挟みに行って、午後からも演奏会を聴いてきました。自分もこの楽団の創設時メンバーでOBなのですが、久しぶりに吹奏楽のコンサートを聴いて、ちょっと違和感を感じたというか、非常におもしろいなと思ったことがありました。それは吹奏楽では比較的ポピュラーな曲を演奏するときソロがあると立ち上がって演奏して、ソロがうまくいくと演奏の途中でも拍手をするという文化に久しぶりに触れたことです。そういえば、自分も吹奏楽をやっていたときにソロがあるととてもどきどきして、特に立ち上がって演奏するときには、スターにでもなったようなとっても誇らしげな、得意な気分であったことを甘酸っぱく思い出しました。こうしてみんな音楽が好きになってくれれば・・・これもいいのかなと思いました。

2006年5月27日 18時50分00秒


今西先生の快挙のお知らせ

昨年の第6回サマーコンサートの指揮者をお願いした今西正和先生から朗報が届きました。
今西先生が先日ブルガリアのソフィアで行われた『ゲンナジー・ロジェストベンスキー国際指揮者コンクール』で審査員特別賞をとられたそうです。おめでとうございます。\(^o^)/
国際指揮者コンクールで審査員特別賞とは本当にすごいことなのですよ!
今西先生が地道な努力を積み重ねられて着実に一つ一つ階段を上られていることに心から敬意を表します。
これでプロのオーケストラを指揮される機会も増えてくるでしょうね。ますますのご活躍をみんなで応援していきましょう。

 今西正和先生

2006年5月23日 22時45分00秒


ひこね演劇鑑賞会 殺陣師段平

5月17日(水)はひこね演劇鑑賞会青年座の「殺陣師段平」を観てきました。殺陣を愛し、その情熱をまっすぐに貫いて生きた男と、 そんな彼をやはり愛したたくさんの人々の話です。。

【あらすじ】
 島村抱月、松井須磨子らが活躍する芸術座を退団した澤田正二郎は、大正6年、新国劇を旗揚げする。新国劇の頭取(楽屋の世話役)の市川段平は、元は歌舞伎の殺陣師だった。澤田のために役に立ちたいと願うのだが、リアルな立ち廻りの確立を目指す澤田は、型にはまった段平の殺陣を受け入れようとしない。ある出来事をきっかけに、ようやく活躍の場を与えられた「国定忠治」は大阪で大ヒットして、新国劇は東京へ進出することになる。しかし、やはり澤田は殺陣を客寄せの道具としかとらえなかった。やがて殺陣に命をかける段平は澤田のもとを離れる決意をする。そんな時、髪結いで生活を支える妻・お春の危篤の報せが大阪から届いた…。

私は次回例会「アラビアンナイト」のスタッフにあたっており、次回例会のスタッフは前の例会の搬出作業をお手伝いするルールになっています。舞台が終わった21時頃から舞台の搬出作業をお手伝いしました。青年座のスタッフ約30名の他にひこね演劇鑑賞会のメンバーが20人ぐらいお手伝いしても舞台の解体、トラックへの積み込み作業は約1時間30分かかりました。男性スタッフが少なかったので、重い資材を運ぶときに重宝され、終わったら身体がくたくたでした。青年座のスタッフの動きには無駄が無く、てきぱきと段取りよく舞台を片づけていかれます。舞台装置の他に照明機器、音響機器、一つの演劇を見るのにこんなに多くの資材を持ち込んで、毎回組み立て、配置して、また劇が終わったら解体する。やっぱり生の演劇を観ることって本当にすごいことなんだな、劇団を呼んでいっしょに演劇を創っていく演劇鑑賞会活動のすごさをスタッフをして、改めて実感しました。こんな素晴らしい生の演劇を月2000円で年5例会も観ることが出来るならとってもお得ですね。ぜひ、ひこね演劇鑑賞会に入会しませんか?

2006年5月18日 23時45分00秒


大垣市室内管弦楽団の合宿

5月6日(土)〜7日(日)大垣市の旧上石津町の江口夜詩記念館で大垣市室内管弦楽団の合宿がありました。指揮者兼ソリストの寺嶋陸也先生が、2日間みっちり指導してくださって、だいたいの音楽づくりが整ってきました。しかし、メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」の第1楽章は♯が3つもあってとっても音がとりにくい上にテンポが速いのでかなり気合いがいりますね。モーツアルトのピアノ協奏曲第24番は、先生がピアノを弾きながら指揮されました。まるでローゼンストックみたいでとってもかっこよかったです。グランドピアノの蓋を取ると結構、指揮者もコンマスの動きも良く見えますね。


            ピアノソロを弾きながら指揮する寺嶋先生

2006年5月7日 21時15分00秒


ひこね第九オーケストラのマスコットキャラクター

ひこね第九オーケストラのマスコットキャラクターを連休中にデザインして考えてみました。実はこのネコは「招き猫」なんです。彦根とゆかりの深い「招き猫」をひこね第九オケのマスコットキャラクターにしてにして、音楽を一緒に楽しむ仲間を招くっていいと思いませんか?彦根と「招き猫」がどんな関係があるのかご紹介しますね。


 招き猫をデザインしたオリジナルキャラクター
 「国宝彦根城築城400年祭を応援!」のブログ から引用させていただきました。

彦根と招き猫がどんな関係があるのか? 今回はそんなお話を書いてみます。

招き猫のルーツを調べるとその発祥の地は豪徳寺(ごうとくじ)というお寺だという説が有力視されています、では、この豪徳寺が彦根のお寺なのか? と期待してみると、残念ながらこれは東京世田谷のお寺でした…
何だぁ、じゃあ招き猫って彦根とは何の関係も無かったのかな? って少し諦めながらもう少し詳しく調べてみると、何と豪徳寺が井伊家の江戸での菩提所(ぼだいしょ)だというのです。
“1615年と言いますから、ちょうど大坂夏の陣の年のこと、貧しいお寺だった弘徳庵(こうとくあん)の和尚は、とても大切にしている猫がいたそうです。
和尚は自分の食事を削ってまで猫に与えていましたが、ある日その猫に「お前、恩を感じているなら何か福を招いてくれないか?」と言って聞かせました。
多分、貧しさによる冗談だった筈です、しかし夏の日のこと、急に門前が騒がしくなり和尚が不審に思って表に出ると狩の中途と思える立派な武士が居ました。
その武士は「何やらこの猫がしきりに手招きするので尋ねてみた、休憩させてもらう」と言いました。
和尚が武士を茶でもてなしていると突然雷が鳴り響き、辺りは豪雨となったのです、和尚はその中でも整然と仏の教えについて説きました、これを見た武士は「我は、近江彦根城主・井伊直孝だ、猫に招かれ雷雨を逃れ、その上、ありがたい話まで聞けた、これからもよろしく頼む」と言ったそうです。
井伊直孝は、この後、4代将軍・家綱の頃まで幕府の重鎮として活躍し、江戸前期の幕府を築き上げた「寛永の遺臣」の一人にも挙げられていますし、井伊家は江戸時代を通して七人の大老を輩出するほどの名門でしたから弘徳庵は、江戸における井伊家の菩提所として多くの田畑を寄進され、大きなお寺へとなったのでした。
そして、後に直孝の戒名を取って『豪徳寺』と改名したのです。
和尚は、猫の恩返しに感謝し、その後も大切にし、亡くなった後は墓を作って「まねきねこ」と称して家内安全、営業繁盛、心願成就のご利益があると公伝しました。
こうして招き猫が誕生し、彦根も招き猫をシンボルにするようになったのです。”

2006年5月5日 15時00分00秒


彦根JOYジュニアオケの演奏会

4月23日(日)は彦根JOYジュニアオーケストラ演奏会がひこね市文化プラザエコーホールで開催されました。プログラムは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ、モーツアルトのフィガロの結婚序曲、交響曲第38番「プラハ」でした。弦楽セレナーデは、澤純子がコンサートミストレスをし、息子がヴィオラのトップ、娘がチェロのトップをして、中、高、大学生が中心となって指揮なしでやりました。指揮があっても難しい3楽章もみごとに音楽的にぴったりとアンサンブルしていました。交響曲第38番「プラハ」は、入団わずかな小学生もしっかりと食らいついてきて、しっかりとモーツアルトらしく演奏しました。子供たちの可能性は本当にすごいですね。

 

2006年4月24日 23時50分00秒


彦根JOYジュニアオケの練習

4月23日の彦根JOYジュニアオーケストラ演奏会に向けて4月9日(日)、16日(日)は彦根市民会館で最後の仕上げの練習をしました。チャイコフスキーの弦楽セレナーデは、とても難曲で、またモーツァルトも本当にモーツァルトらしく弾くのは、かなり難しいです。でも若いメンバーの高いレベルの演奏を聴いていると若いメンバーの伸びる力、可能性って本当にすごいと思います。結成から12年に渡っての永い地道な努力、蓄積が実を結んできましたね。ぜひ、演奏会を聴きにきてください。きっと完成度の高さにびっくりすると思いますよ。

 市民会館でのJOYの練習風景

2006年4月16日 23時50分00秒


近江牛の塩すき

4月8日(土)午後5時から彦根市内の近江牛専門せんなり亭「伽羅」で「塩すき」を食べました。集まったメンバーはJAOで仲良くなったチェロのお友達3人。このグルメ企画は半年も前から暖めていたもので3人は新潟、三重、大阪から泊まりがけでわざわざ彦根まで駆けつけて来てくれました。中でも新潟のHさんは飛行機が遅れたとのことで宴会の約束の時間に間に合わせるために小牧空港から岐阜羽島駅まで高速をタクシーでとばしたとのことでした。本当にご苦労さまでした。楽しみにしていた彦根城の夜桜は、まだちょっと早くて2分咲き程度でした。2次会は花笑屋で花見帰りのひこね第九オケのメンバーと合流して交流を深めました。最後はホテルで鮎の佃煮を酒のさかなに3次会、約8時間にわたって久しぶりの楽しい会話を楽しみました。とっても楽しかったです。

    塩すきの前で記念撮影

2006年4月9日 23時55分00秒


大垣音楽祭スプリングコンサート

4月2日(日)午後3時から大垣市スイトピアセンター音楽堂で大垣音楽祭スプリングコンサートがありました。会場は立ち見が出るぐらいぎっしり満席でした。プログラムは、ブラームスの弦楽六重奏曲第1番、モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番、バッハの教会カンタータ BWV4で、出演者は、シュトゥットガルト・ゾリステン弦楽六重奏団、ピアノは河村義子、合唱は大垣音楽祭合唱団、弦楽は大垣市室内管弦楽団員7名でした。シュトゥットガルト・ゾリステン弦楽六重奏団はシュトゥットガルト放送交響楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団のトップメンバー6名によって1970年に結成された弦楽6重奏団で、シュトゥットガルトのフレンドリ−シティである大垣には1990年より数回演奏に訪れています。
ブラームスの弦楽六重奏曲は、以前1stVcで全楽章演奏したことがあるので、とても懐かしく、生で聴けてとっても味わえました。力まずに美しく弾きこんでおられたことが印象的でした。
バッハの教会カンタータは、大垣オケのメンバーが加わり、妻は2ndVnで出演していました。教会カンタータの演奏前に聴きどころの解説があり、興味深く聴くことができました。合唱が出る部分、オケだけの部分など強弱がすごくはっきりしていました。

 演奏が終わって挨拶するコンサートマスター

 打ち上げの席でシュトゥットガルト・ゾリステンと大垣市室内管弦楽団のメンバー

2006年4月2日 22時50分00秒


藤原義章先生著書「美しい演奏の科学」のお勧め

敬愛する藤原義章先生から『ホームページを拝見しました。こんど、春秋社から「美しい演奏の科学」という新刊を出しましたので、機会がありましたら、お読み下さい。』と、うれしいメールをいただきました。
藤原先生とは、JAOや岐阜県交響楽団で共演して以来、藤原先生のリズムの理論に感銘して自称「藤原義章先生の弟子」ということで、先生の音楽理論を座右にして音楽活動をしています。
さっそく、本を注文して取り寄せました。この本は、今までの先生の著書の「リズムはゆらぐ」(1990)や「新しいアンサンブル入門」(1992)から、ますます進化、洗練して、わかりやすく改訂されています。自信を持ってお勧めしますので、是非お読みください。
私の経験から、藤原先生のリズム理論は、「すぐに何かあることを身体、心で感じて感動、理解できる人」と「いくら説明してもまったく感じることができず、受け入れられない人」の2タイプに分かれますね。

自然のリズムでデザインする演奏の法則。
演奏というものは、ある一定の法則なり約束ごとに即しており、「美しく」あるためにはそれに叶った方法がある。生きたリズムの表現法について有効な手段が身につくにはどうすればよいか、その考え方を具体的に提示する。 

目次

序章 演奏を享受する
  (心をとらえたヴィオラの音色クラシックは人類共通の財産 ほか)

第1章 時間でつくる芸術音楽
  (空間美を時間美でとらえる脳部分は全体、全体は部分 ほか)

第2章 拍と拍子の成り立ち
  (基本的な考えかた拍 ほか)

第3章 演奏の色彩リズム
  (音量の基準音程の基準) 
2006年3月28日 23時55分00秒


トヨタ青少年オーケストラキャンプ

第22回トヨタ青少年オーケストラキャンプ(TYOC)から、本日息子が帰ってきました。演奏会はとてもよかったみたいで、昨日は徹夜で打ち上げを楽しんできたようです。デジカメにはヴィオラの講師だったNHK交響楽団の井野邊大輔先生とヴィオラの仲間との楽しそうな写真が沢山写っていました。

 ヴィオラのメンバーと講師の井野邊大輔先生(N響)の集合写真から

2006年3月27日 23時10分00秒


第22回トヨタ青少年オーケストラキャンプ(TYOC)

第22回トヨタ青少年オーケストラキャンプ(TYOC)は、昨年に引き続き愛知県豊橋市で開催されます。このTYOCは、全国のアマチュアオーケストラで活動している15歳から23歳までの演奏者たちが、プロ一流講師の指導のもと3泊4日のオーケストラキャンプに参加し研鑽を積むものです。今回は世界的に活躍している西本智実さんを指揮者に迎え、練習を重ねてきた2年間の成果をこの演奏会で発表します。
今回は息子がヴィオラで一般参加しています。素晴らしい経験をしてくれるものと確信しています。

日本青少年交響楽団特別演奏会

 日時 2006年3月26日(日)
        17:00開場 17:30開演  
 会場  ライフポートとよはし
               コンサートホール(愛知県豊橋市) 
 曲目 チャイコフスキー
       交響曲第4番ヘ短調
     ストラヴィンスキー          
       バレエ組曲「火の鳥」〈1919年版〉
     ラロ
       歌劇「イスの王様」序曲
 指揮  西本智実 
    

 


 写真はJAOのホームページから

2006年3月24日 23時55分00秒


子供用のチェロの教則本

将来のジュニアオケのチェロメンバーを育てようということで、縁あって小学2年生のチェロのレッスンを見ることになりました。大人ならウェルナーの教則本で始めればいいのですが、小さな子供には難しすぎます。鈴木チェロ指導曲があるのは、以前から知っていたのですが、それでもすぐに難しくなるので、3月4日に東京に出かけたときに楽器店で小さい子供向けのチェロのレッスン用の教則本をいっぱいさがしてきました。私が見た感じでは◎がおすすめと思いました。どうなることやら、これからは試行錯誤の連続ですね。

 ◎初心者のためのやさしいチェロ入門 Vol.1 
             鷹栖光昭 升田俊樹 潟hレミ楽譜出版社

 ◎チェロのためのチェロのおともだち
           村川千秋 潟激bスンの友社

 ○鈴木メソード 鈴木鎮一チェロ指導曲集 Vol.1
           全音楽譜出版社

 ○いちばんやさしいチェロレッスン
           折笠 満 潟Iンキョウパブリッシュ

 ○山本祐之介のチェロが弾ける本
           山本祐之介 潟с}ハミュージックメディア

 ○ウェルナー・チェロ教則本
           藤沢俊樹 補訂 潟hレミ楽譜出版社

 ○Violoncello Music 1 EDITIO MUSICA BUDAPEST
2006年3月5日 23時58分00秒


サマーコンサート初練習

3月5日(日)は、ひこね第九オケのサマーコンサートの初練習がありました。フィデリオ、運命はさすがにちゃんとがっちり通りますね。ストラヴィンスキーの「火の鳥」は、「火の鳥の踊り」と、「カスチェイの踊り」の部分が大変そうです。弦楽器もハーモニックスやコールレーニョなどの特殊奏法がたくさん出てくるので、みんな面食らっていました。私は「火の鳥」は2回目で1919年版と1945年版を演奏したことがありますので、なんとなく体が覚えています。チェロのソロが何カ所かあるのですが、音程がとりにくくて、なかなかうまく弾けないですね。次回の練習までしっかり勉強してきましょう。

2006年3月5日 23時55分00秒


松下修也先生の喜寿のお祝い

3月4日(土)は、東京第1ホテルアネックスで恩師松下修也先生の喜寿をお祝いする会がありました。たくさんのお弟子さんたちが(遠くはドイツからも)お祝いに駆けつけました。プロのオケで活躍されている方の他、大学の先生、お医者さん、判事さんなど教養人がたくさんいらっしゃったのにはびっくりしました。松下先生を紹介していただいた宮原さんご夫妻他、1000人チェロやJAO名古屋大会で共演したお弟子さんとも再会できました。先生はとてもお元気そうで、宴会の席でブルッフのコルニドライを演奏していただきました。とってもジンとくる味わい深い演奏でした。先生からは「みなさんがチェロを愛してくださっているのと同じように私もチェロを愛している。音楽はチェロを愛する以上にもっともっと深いものを目指さなくてはいけないとわかったときには、この歳になっていて、技術が指が思うように動かなくなって残念です。このコルニドライは、20歳の時にコンクールで1位になった翌年初めて日本交響楽団でソロを引いたい思い出の曲で、とっても難しい曲。今の方がずっと音楽的には深いところまで弾けるが、歳のせいで思うように弾けないけどあえて挑戦してみました」とおっしゃっていたのが印象的でした。また「チェロを教えることは学ぶことだ」ともおっしゃっていたので、私も先生に教えてもらったことを少しでも後進に伝えられるよう、これからはチェロを教えることにも挑戦していきたいと思います。最後に松下先生の指揮で白鳥の大合奏をしました。先生いつまでも現役でお元気でご活躍ください。


          松下修也先生といっしょに                            ブルッフのコルニドライを演奏される松下先生


 松下先生の指揮の元サンサーンスの白鳥を演奏するお弟子さんたち         松下先生のアルバムより日本フィルとの録音風景

2006年3月5日 6時55分00秒


ひこね第九オケ第5回スプリングコンサート

2月26日(日)は、ひこね第九オーケストラ第5回スプリングコンサートがひこね市文化プラザエコーホールで開催されました。親子で楽しめるファミリーコンサートで今年はヨーロッパ10カ国ツアー、パイロット、指揮は、余語徳雅さん、司会者のWさんとNさんがツアーコンダクターという設定で、とっても楽しいコンサートになりました。
曲目は、ヨハン・シュトラウスの春の声(ウィーン)、モーツアルトの交響曲第40番 第1楽章(ウィーン)、セクション紹介で弦楽器がレスピーギのリュートのための古代舞曲とアリアよりイタリアーナ(イタリア)、木管楽器がグノーの小組曲(フランス)、金管楽器がバッハ 主よ人の望みよ喜びよ(ドイツ)、打楽器がハチャトゥリアンの剣の舞(ロシア)、シベリウスの交響詩「フィンランディア」(フィンランド)で休憩(宿泊)、翌朝グリークのペールギュント第1組曲より「朝」 (ノルウェー)、指揮者コーナーでビゼーのカルメン組曲より「闘牛士の行進曲」(スペイン)、ブラームスのハンガリー舞曲第5番(ハンガリー)、最後がエルガーの威風堂々(イギリス)、アンコールがふるさと(日本)というプログラムでした。会場には10カ国の旗が用意され、順番にスポットが当たり、飛行機が離陸する様子などを写すパワーポイントを駆使したとてもこった演出でした。司会の2人もさすが保育士さん、子供の心をつかむのがとても上手ですね。会場は子供連れの親子でいっぱい、大変好評でした。スタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。


バックに10カ国の旗が用意され、パワーポイントが写りました。最後のイギリスで威風堂々を演奏しているところ 

2006年2月26日 23時55分00秒


第11回滋賀県獣医学会

2月19日(日)は、第11回滋賀県獣医学会が近江八幡で開催されました。私は(社)滋賀県獣医師会の学術委員を務めているので、演題発表の他にスライド係と座長まで割り当てられ、1日フル稼働でした。最近の学会では、スライドはすべてパワーポイントになり、開業の先生の発表では、症例や術式の説明に動画が出てきたりしました。学会前にブルースライドを苦労して作った頃のことを考えると便利になりましたね。特別講演は兵庫県立コウノトリの郷公園、主任研究員の大迫義人先生を迎えて、コウノトリの保護と増殖についてお話を伺いました。

 放鳥したコウノトリの情報収集の協力を呼びかけるポスター

2006年2月19日 23時55分00秒


パイプの趣味

私の密かな楽しみにパイプがあります。パイプとの出会いは大学の時です。紙巻きたばこは就職したときにピタっと止めましたが、パイプについては、とぎれずに細々と続けています。今使用しているパイプは、チェロの2人目の師匠の杉浦薫さんから譲り受けたもので、特にパイプを集めてコレクションするわけでもなく、この1本ですませています。永年使用しているのでカーボンが程良くついて火の保ちもいいです。愛用しているパイプたばこは、ずっと20年近くオランダ製のAMPHORAのFULLAROMAでしたが、最近は銀座菊水で紹介されたデンマーク製のSTANWELLのMELANGEを使用しています。とっても香りがいいです。室内で吸っていると家族に嫌われますので、週末に犬といっしょにのんびりとパイプをくもらせながら散歩しています。一回詰めると20分ぐらい持ちます。紙たばこのように肺まで吸い込まず、口の中に含んで、香りを楽しみます。パイプの火を消さないようにうまくたばこを詰めてクールに保つのはちょっとした修行、テクニックがいるのですよ。

 パイプを楽しむための用具一式

2006年2月18日 11時45分00秒


ひこね演劇鑑賞会 天切り松

2月10日(金)はひこね演劇鑑賞会イッツフォーリーズの天切り松を観てきました。小劇場発の和製ミュージカルとして昨年上演され、高い評価とともに話題となったイッツフォーリーズの「天切り松〜人情闇がたり〜」。

原作は、浅田次郎の短編集「天切り松 闇がたり」第1巻から第3巻に収められた17話のうち下記の4話にしぼって 劇化したものです。
 第1夜「残侠〜小政の任侠道」
 第2夜「百面相の恋〜常次郎の正義のための詐欺」
 第3夜「初湯千両〜寅弥陸軍大臣への説教」
 第4夜「銀次陰盃〜安吉親分の親子盃」
 主人公の左とん平演ずる天切り松は、スリの親分として知られる仕立て屋銀次 の流れをくむ元泥棒、その松蔵が留置場の新入りや看守達を相手に少年時代に敬愛した先輩泥棒達の話を4夜にわたって語り聞かせる話です。

仕事で遅刻して、第1夜は観ることができませんでしたが、舞台の奥に留置場のセットの中に生バンドが入ってのミュージカルで、とても楽しめました。

2006年2月10日 22時45分00秒


JOYジュニアオケ子供センターファミリーコンサート

2月5日(日)は午後2時から彦根市子供センターで彦根JOYジュニアオーケストラファミリーコンサートが開催されました。今回はモーツアルト生誕250周年を記念してモーツアルトにちなんだ曲目のプログラムでした。4月の演奏会では、管楽器も入っての「フィガロの結婚」序曲、交響曲第38番を演奏するのですが、この日は弦楽合奏用に編曲した「フィガロの結婚」などを演奏しました。今回はトーンチャイムやハンドベルを使った曲も数曲用意しました。子供たちってすぐに順応して楽しんで器用に演奏しますね。

ハンドベルを使った演奏

2006年2月5日 22時45分00秒


京都市交響楽団特別演奏会

2月4日(土)は午後6時30分から近江八幡市文化会館で西本智美指揮京都市交響楽団特別演奏会に妻と息子と3人で聴きに行ってきました。曲目は、西本さんお得意のロシアもので、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」、「くるみ割り人形」、ムソルグスキー、ラベル編曲の「展覧会の絵」でした。プロオケの地方公演は、気が抜けた演奏会が時々ありますが、この日の演奏会は会場も満席、熱気いっぱいでとてもいい雰囲気で楽しめました。特に西本さんの「展覧会の絵」は2年前にJAO大阪で共演したとこなので、とても懐かしかったです。また、息子がビオラで第22回トヨタ青少年オーケストラキャンプに参加し、3月24〜27日まで西本智美さん指揮で、チャイコの4番と火の鳥などを演奏することになっていますので、演奏会終了後、特別にお願いして息子と楽屋に西本さんを訪ねて「3月はよろしくお願いします」って、ご挨拶してきました。

演奏会のチラシ

2006年2月4日 23時55分00秒


三重大学管弦楽団第42回定期演奏会

三重大学管弦楽団第42回定期演奏会が1月28日(土)伊勢市観光文化会館であり、聴きに行ってきました。曲目は、学生指揮 森田千絵美さんでシベリウスの交響詩『フィンランディア』、ピアノ独奏 奥村美栄さん、指揮 兼重直文さんでシューマンのピアノ協奏曲イ短調、メインはブラームスの交響曲第1番ハ短調でした。フィンランディアのチェロトップは娘で、新調したスカートドレスデビューでした。相変わらずトレーニングされた演奏で、難曲のピアノ協奏曲の第3楽章もよく合っていました。ブラームスは、よく健闘していて特に4楽章はとても充実していました。

フィンランディア 

ブラームス交響曲第1番

2006年1月28日 23時00分00秒


藍綬褒賞受賞記念祝賀会

1月21日は、叔父の藍綬褒賞受賞記念祝賀会が彦根プリンスホテルでありました。永年裁判所の民事調停委員を務めた功績が評価されての受章でした。受付の待合いに茶席を設け、出席者にお菓子とお抹茶の接待をしました。

祝賀会に向かう叔父を呼び止めて記念撮影

2006年1月21日 23時30分00秒


ひこね第九オケの練習が始まりました。

1月15日、ひこね第九オケのスプリングコンサートの練習が始まりました。指揮は余語徳雅さんです。新しいメンバーも何人か加わりました。今回のコンサートは、ヨーロッパツアーで、各国を旅して、それぞれの国の名曲を演奏するという企画です。たくさんの曲を演奏しますが中でもR.シュトラウスの「春の声」とモーツアルトの交響曲第40番第1楽章の2曲が、らしく仕上げるのが大変かな?ファミリーコンサートは、小さな名曲を楽しく演奏できるいい機会ですね。

2006年1月15日 23時50分00秒


チェロが帰ってきました。

1月14日、長岡京の大塚實さんのところにチェロを引き取りに行きました。駒は前回同様フレンチタイプで少し足の長いタイプです。指板もきれいに削られていて、すごく丁寧な仕事してありました。チェロもリフレッシュしてすごくご機嫌です。大塚さんの本業はヴァイオリン制作で、森悠子さんと長岡京室内アンサンブルのバイオリンのお医者様です。大塚さんの工房は、一般の住宅地にあり、タクシーの運転手に聞いてもそんなところに弦楽器屋さんありましたか?という感じです。口コミのお客さんだけで十分やっていけるのでしょうね。とっても職人気質で、仕事も丁寧で、私も妻もすごく信頼しています。京阪神の方で興味を持たれた方、一度毛替えしてみますか?
 京都府長岡京市梅ヶ丘3−12 大塚實(まこと) 電話075-953-7217
    JR長岡京駅より約1.7km (タクシー5〜6分) 阪急長岡天神駅より約1km (タクシー3分)

 クロサワ楽器渋谷店のホームページから引用させていただきました。
       大塚 實氏の制作したヴァイオリン 1978年 Kyoto 

2006年1月14日 22時40分00秒


娘が成人式でした。

1月9日は娘が成人式でした。昨日からの雪も上がり、道は凍っていましたが、晴れてとてもいい日になりました。娘は朝から着付け、写真屋さんへ行ってから、式典のあるひこね市文化プラザに送って行って来ました。娘の着た振り袖は、私の2人の妹が着た振り袖でした。家では初釜をやっていましたので、最後に床の間の前で記念撮影をしました。

2006年1月9日 21時20分00秒


長岡京の大塚さん

今までチェロの魂柱が少し緩くて、弦をゆるめると魂柱が倒れてしまうおそれがあり、駒も永年使って少しへたってきていたので、1月8日にチェロを長岡京の大塚さんの工房に預けて、チェロの駒と魂柱の交換、指板の調整と弓の毛替えをお願いしました。娘の弓先の弓チップが欠けていたので、修理と毛替えを併せてお願いしてきました。1週間ほど愛器ともお別れです。

2006年1月9日 01時30分00秒


JOYジュニアの特別練習

1月7日は彦根JOYジュニアオケのチャイコフスキーの弦楽セレナードの集中練習があり、ヴィオラは塩澤まり子先生、チェロは松崎安里子先生を招いて、ヴィオラとチェロの特別パート練習がありました。ヴィオラは息子と今年音大に合格したTさん、チェロは娘と県大のHさんと私がレッスンを受けました。短い時間でしたがチャイコフスキーの全楽章の指導を受けました。無駄無理のない合理的な運指方法や、曲想に応じた弓使いなどを教えていただいたりして、とても有意義でした。パート練習の後、先生も含めて全員でチャイコフスキーの全楽章を通しました。今日は中低弦が充実して、すごい迫力でした。練習終了後、娘は松崎先生から肩の凝らない奏法などアドバイスをもらっていました。


  松崎安里子先生
塩澤まり子先生(ヴィオラ)プロフィール
東京音楽大学付属高校、東京音楽大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。村井四郎、遠藤茉莉子の各氏に、室内楽を小林武史氏に師事。卒業後、ピアノトリオを中心にアンサンブル活動を行う。1994年より京都バッハゾリステンに所属。現在、音楽教室を開くかたわら室内楽を中心に幅広い演奏活動を続けている。

松崎安里子先生(チェロ)プロフィール
愛知県立芸術大学,同大学院終了.桑原賞,及び第18回民音コンクール室内楽部門において,斎藤秀雄賞受賞. これまでにソロ,デュオリサイタルを行い,オーケストラとの共演も多く活躍中.アークトリオ,アンサンブル・ソノリタスメンバ-. 1995年から1998年までプラハで研鑚を積み,現在は滋賀県立石山高校音楽科非常勤講師.

 

2006年1月7日 22時30分00秒


謹賀新年
              
  
 新年あけましておめでとうございます。旧年中はいろいろとお世話になりありがとうございました。
 今年も音楽の感動と喜びを多くの人に伝える事ができるようがんばりますので、よろしくお願い申し上げます。ワンダフルな年にしましょうね!
 
2006年1月1日 0時00分00秒


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